パルマのFWアントニオ・カッサーノ【写真:Getty Images】
セリエA第20節パルマ対チェゼーナの残留争いに敗れたパルマ。サポーターの怒りが爆発し、試合後に数人がピッチに押し掛けてFWアントニオ・カッサーノに詰め寄るシーンが見られた。26日付の伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
試合終了間際でチェゼーナに決勝点を許し、単独の最下位が決定したパルマ。試合終了と同時にパルマの熱狂的なサポーター軍団「ボーイズ」が、スタンドから下りてきてカッサーノに約10分間、激しい口調で問いかけた。
緊迫したムードの中、クラブは緘口令を敷き、誰一人としてコメントを残さなかった。
パルマは現在20試合を消化していまだ3勝1分け、昨年には税金の未払いにより勝ち点1を剥奪されており勝ち点は9。残留圏内の17位カリアリとは勝ち点10差と苦しい戦いが続いている。次節は敵地サン・シーロに乗り込み、2015年白星のないミランと対戦する。
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