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【写真:Getty Images】
横浜FMに敗北した上海
アジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ノックアウトステージラウンド16の1stレグ、上海海港と横浜F・マリノスの一戦が行われた。試合は横浜FMが1-0で勝利している。中国メディア『捜狐』は現地時間5日に、この試合を終えての2ndレグの展望について言及していた。
リーグフェーズを7勝1敗で首位突破していた横浜。ベスト8進出をかけて激突したのは、8位でラウンド16に駒を進めていたケビン・マスカット監督率いる上海海港だった。リーグフェーズの最終節では、2-0で上海海港に勝利していた横浜。もっとも、この試合ではなかなか決定機を作ることができず、ゴールが遠い時間が続いていた。
そんな中で迎えた30分、FW植中朝日が右サイド深い位置でパスを受けると、中に折り返す。一度は相手DFにクリアされてしまったものの、このボールはアンデルソン・ロぺスに渡った。ロペスは冷静に頭で押し込み、横浜が先制に成功している。この1点を守りきり、敵地での第1戦は横浜が制した。
同メディアは、「上海海港のACLでの道は危機に瀕している」と題して、「ホームで再び横浜に敗れた。注目すべきは、これが上海にとってACLで3連敗だということだ。さらに悔しいのは、わずか13日間で横浜F・マリノスに2度も負けているという、二重の痛手とも言える状況だ」と、リーグフェーズ最終節で敗北しており、さらにラウンド16のホームゲームでも横浜に敗れてしまったことを指摘している。
そして、「わずか13日間で同じ相手に2度敗北しており、次のラウンドに進出できるかどうかは疑問だ。次はアウェイで横浜と対戦する。(ホームの)1stレグで敗北した後に、アウェイゲームで逆転するのは困難だろう」と、上海海港の勝ち上がりは難しい状況であると悲観的に見ていた。