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【写真：Getty Images】

鈴木彩艶に注目？

　イタリア・セリエAのパルマに所属するサッカー日本代表GK鈴木彩艶は、今季イタリア初挑戦ながらすぐに守護神の座を掴むと、印象的な活躍を見せている。現地メディア『PARMAlive』は、次節のトリノ戦における両チームの守護神対決について注目していた。

　リーグ戦27試合を消化した段階で、パルマは5勝8分14敗勝点23で17位につけている。降格圏内の18位とはわずか2ポイント差であり、シーズン終盤に突入する中で降格から逃れるためにも負けられない戦いが続く状況だ。

　同メディアは、「セリエAの次節では、降格回避をかけた争いでパルマとトリノ（勝点34の11位）が対戦することになる」と前置きし、「試合のテーマの一つは両チームのゴールキーパーに関するものとなるだろう」と、注目ポイントがパルマとトリノの守護神対決であることを強調していた。

「パルマのGK鈴木彩艶とトリノのGKヴァニャ・ミリンコヴィッチ＝サヴィッチは、現在セリエAにおいて最も好調なゴールキーパーの2人だ。（データサイトFBREF）の統計によると、サヴィッチと鈴木はセリエAのセーブ数のランキングでそれぞれ1位と5位である。サヴィッチは95回、鈴木は75回だ。このデータはトリノとパルマがリーグで最も多くのシュートを浴びているチームであることを考えれば裏付けることができる。サヴィッチは被シュート数で3位（126回）、鈴木は4位（114回）だ」

　そして、「このデータは2人のゴールキーパーがチームメイトにとっていかに重要な存在であり、彼らが爆発的な好調期を迎えているのか強調している」と、トリノのサヴィッチ、そしてパルマで活躍する鈴木の好調ぶりを賞賛している。