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【写真：Getty Images】

前田の活躍に…

　スコティッシュ・プレミアシップ第29節、セント・ミレン対セルティックが現地時間1日に行われた。試合はアウェイのセルティックが5-2の勝利を収めている。この試合にスタメン出場しゴールを決めたサッカー日本代表FW前田大然の今夏の去就について、英メディア『デイリー・レコード』が言及していた。

　この試合で得点を決めたことにより、前田は12ゴールでスコットランドリーグの得点ランキングトップとなった。また、UEFAチャンピオンズリーグなどを含めた公式戦では、26点目と好調を維持している。

　同メディアは、過去に横浜F・マリノスを率いていた元オーストラリア代表FWハリー・キューウェル氏がセルティックで活躍する前田を高く評価していること、そして夏には多くのクラブから関心を寄せられる存在になるであろうことを紹介していた。

「まだ誰も前田の獲得に動いていないことに驚いている。それが真実だ。今日のサッカーのプレイスタイル、特にサポーターや監督が求めるハイプレスとハイエネルギーのことを考えると、彼は完璧な候補だ。ダイゼンが到達できるレベルに関して限界はない」

　そして、「セルティックにとって残念なことは前田がゴールを決め続ければ、彼を引き止めることは難しくなるということだ。なぜなら、他のクラブが彼を獲得しようとするからね」と述べつつ、「そして、それは素晴らしいことだろう。セルティックが素晴らしい選手をいかに素晴らしい仕事で獲得したかを示しているからだ」と、言葉を続けている。

　かつてアンジ・ポステコグルー監督（現トッテナム指揮官）がセルティックを率いていた際には同クラブでコーチを務めていたキューウェル氏。横浜FMの監督に就任する際には、前田と日本に関して話していたことも明かしている。

「日本では素晴らしい時間を過ごした。前田は日本に行く時にいくつか素晴らしいアドバイスをくれた。日本の選手たちは素晴らしく、常に学びたがっている。Jリーグは楽しかったけど、今は次のチャンスを楽しみにしている」