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【写真:Getty Images】
伊東の注目すべきスタッツとは?
英メディア『Football365』では、今季のヨーロッパ5大リーグにおける得点やアシスト、最多インターセプト数などのスタッツに関するランキングを紹介していた。フランス・リーグアンのスタッド・ランスに所属するサッカー日本代表FW伊東純也は、とあるスタッズでヨーロッパ5大リーグの中で3位につける数字を残している。
伊東がヨーロッパ5大リーグの中でTOP3にランクインしていたのは、キーパスの数だった。データサイト『FBREF』によると、キーパスとは「直接シュートに繋がるパス」のことを指している。
伊東は今季キーパスを68回記録しており、これより上だったのはスペイン・ラ・リーガのビジャレアルに所属するMFアレックス・バエナ(71回)と、同じくラ・リーガのバルセロナで活躍するFWラフィーニャ(73回)の2人のみだった。
このキーパスの数はリーグアンの中ではトップであり、2位のモンペリエに所属するテジ・サヴァニエの50回、3位オリンピック・リヨンに所属するラヤン・チェルキの49回とは大きく差をつけている。
またキーパスだけではなく、プログレッシブキャリー(相手のゴールに向かって5メートル以上ドリブルすること)では89回でリーグ4位、ファイナルサードへのキャリーは63回でリーグ4位、ドリブル成功数は39回でリーグ6位と、複数のデータでリーグトップクラスの数字を残していた。
伊東の所属するスタッド・ランスはリーグ戦で苦しい状況が続いており、直近5連敗で13戦勝ちなしとなっている。そのため、降格圏とはわずか2ポイント差という状況だ。一方で、フランスカップでは準決勝まで駒を進めておりタイトル獲得に近づいている。果たして、伊東、同じくランスに所属するサッカー日本代表FW中村敬斗とDF関根大輝はリーグ戦では残留、そしてフランスカップではタイトル獲得を実現できるだろうか。
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