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スポルティングMF守田英正獲得にプレミアのクラブが動く?今冬にも関心を寄せていたと現地が報じる「逃すべきではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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守田英正
【写真:Getty Images】

守田獲得に動くのは?

 ポルトガル・プリメイラ・リーガのスポルティングCPに所属する、サッカー日本代表MF守田英正は夏の移籍市場で移籍する可能性が噂されている。そんな中で、プレミアリーグ・ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルブス)が守田獲得を狙っているようだ。

 

 ポルトガルメディア『A Bola』は現地時間25日に、守田がスポルティングと契約更新をしない意向であることをクラブに伝えたと報じている。また、「26年6月に終了する契約を更新することを提案したが、日本人選手は更新しない意向を表明したため、契約最終年の初めの夏の市場で移籍することになる」と、契約満了が来年に控えていることから、移籍金が発生する今夏の移籍市場において守田を放出する可能性が高いと伝えていた。

 そんな中で、守田獲得に関心を示しているのがプレミアリーグのウルブスだという。同メディアは、今冬の移籍市場においてウルブスが守田獲得に関心を示していたこと、もっとも30歳を迎える年齢に対して1000万ユーロ(約16億円)以上の移籍金が必要となることから、交渉は進まず移籍は実現しなかったことを過去に伝えていた。

 英メディア『Football Fancast』は、スポルティングCPもフリーで守田を手放すことを防ぎたい状況に陥ったことから、今冬の移籍市場で提示されていた金額よりも移籍金が安くなる可能性が高いことから、再度の守田獲得に動く可能性が高まったと言及している。

 また、「今夏の守田の獲得は必ずしも派手な契約とは言えないだろうが、獲得を決断すれば彼の重要性はすぐに明らかになるだろう。ヨーロッパで長年経験を積んだこの日本代表選手は、MFアンドレ・トリンダージに欠けている経験を補ってくれるはずだ」と守田獲得がクラブにとってプラスに働く可能性が高いことを指摘した上で、「1月の移籍期間に契約できなかったウルブスにとっては、この夏に契約できる2度目のチャンスを逃すべきではない」と、日本代表MF獲得に動くべきであることを強調していた。

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