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「我々よりレベルが高かった」なでしこジャパンに敗れた米国指揮官は完敗を認める「プレーしてきた試合数からよくわかる」

text by 編集部 photo by Getty Images

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なでしこジャパン

【写真:Getty Images】

日本に完敗したことを認める米国指揮官

 アメリカで開催されていたシービリーブスカップ第3節、なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)対アメリカ女子代表の試合が現地時間26日に行われた。試合は、なでしこが2-1で勝利している。米国チームを率いるエマ・ヘイズ監督はチームが日本に完敗したことを認めていた。英メディア『BBC』が報じている。

 

 宿敵アメリカとの試合に臨んだ日本は、試合開始早々の2分にMF籾木結花のゴールで先制する。しかし、その後同点に追いつかれてしまうものの、50分にFKから長谷川が放ったシュートのこぼれ球をDF古賀塔子が見逃さずに流し込み、貴重な勝ち越しゴールを奪った。この1点を日本は守りきり、アメリカ相手に2-1で勝利している。

 エマ・ヘイズ監督はなでしこに関して、「私は日本代表をU-20世代から見てきた。彼女たちの相手にプレッシャーを与える能力は世界最高だと言っていい」と賞賛の言葉を送っており、「彼女ら(日本)の関係は、一緒にプレーした試合数から本当によくわかる」と、チームが一つになっていることを高く評価していた。

 また、「プレッシャーをかけるのか、サイドでの守備で全体がローテーションするのか、全ての面において全員がやるべきことを理解している。この試合では、彼女たちは我々よりもレベルが高かった」と、完敗だったことを認めている。

 一方で敗北した自国チームについては、「結果にかかわらず、我々の将来はエキサイティングなものだ。我々はこの大会で選手たちを観察した。そして現在地がどこなのかをより理解した。どの選手が今準備ができていて、できていないのか。どの選手がU-23でプレーすべきで、どの選手が我々と一緒に成長していくべきなのか。この観点から言えば、任務は達成された」と、次回のW杯に向けて戦力の見極めを含めて、良い準備になったことを強調していた。

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