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ブライトンMF三笘薫に複数クラブが関心の噂も、残留の可能性に大手データサイトは「残留が最高の移籍取引」「引き留める決断」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ブライトンの三笘薫

【写真:Getty Images】

三笘の移籍可能性に

 イングランド・プレミアリーグのブライトンに所属する、サッカー日本代表MF三笘薫に対しては複数のクラブが獲得に関心を示しているとの噂が持ち上がっている。もっとも、今夏には移籍しない可能性があり、大手データサイト『FOTMOB』は三笘の残留こそがクラブにとって最高の移籍取引になると伝えていた。

 

 今季公式戦30試合に出場し8得点3アシストを記録している三笘。24日のプレミアリーグ第25節チェルシー戦では、ブライトンのGKバルト・フェルブルッヘンが出したロングパスを巧みなトラップで足元に収め、シュートまで持ち込んで衝撃的なスーパーゴールを決めていた。

 同サイトは、「三笘の残留はブライトンにとって近年最高の移籍取引の1つになるかもしれない」と述べた上で、クラブの中で日本代表ウインカーがどのような大きな影響を有しているのか分析している。

「今季のブライトンで三笘より多くのビッグチャンス(8回)を作った選手はおらず、また、多くのスタンダードチャンス(32回)を作った選手もいない。90分あたり平均1.6回のドリブル成功率を記録しており、これもブライトンのチームメイトの誰よりも高い。90分あたり平均1.7回のキーパスを放っており、これを上回るのはダニー・ウェルベック(2.1)とジョルジニオ・ルター(1.9)のみだ。ほぼあらゆる点において、三笘はブライトンの創造力の源である。彼はピッチのファイナルサードで何かを起こす選手であり、得点可能性のあるポジションに自ら入り込むことのできる選手でもある。個人ゴール期待値(xG)は6.8で、今シーズンのブライトンチームの中では最高だ」

 そして、今冬のサウジアラビアのクラブからのオファーを拒絶したことを踏まえて、「三笘を売却せずに引き留めた決断は、クラブの移籍市場に対する取り組み方に対する若干の変化を反映しているのかもしれない。プレミアリーグの順位をさらに上げるには、最高の選手たちをもっと長く引き留める必要があるだろう。移籍期間のたびにこれほど多くの主要選手を入れ替えなければならないのなら、一体どうやってチャンピオンズリーグの出場権を獲得できるだろうか」と、三笘に対して多くのクラブが関心を示す中で、今夏の移籍市場においても三笘残留に向けて引き止めを図る可能性があると言及していた。

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