ジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
イングランドのFA杯が現地時間24日に行われ、チェルシーはホームで3部に値するリーグ1のブラッドフォードと対戦して2-4で敗れている。
各地でジャイアントキリングが相次ぐ中、チェルシーも起こされた一つとなってしまった。
敗戦についてジョゼ・モウリーニョ監督は試合後に「チェルシーに来て初めてだ。やはり下部リーグには負けてはいけない」と、悔しさを露わにした。
現地時間20日にキャピタルワン・カップの準決勝1stレグでリバプールと対戦して引き分けたチェルシー。試合後の会見でモウリーニョ監督は「非常に良かった。もう一つのカップ戦(FA杯)に集中できる。これがもしブラッドフォードならば”恥ずかしい”と答えただろう」と話していた。
しかし、そのブラッドフォードと対戦し、引き分けどころかまさかの敗戦。同監督は「非常に気分が悪い。結果にも試合にも」と明かし、「恥だ」と、数日前の会見通りの言葉を吐き捨てた。
ジャイアントキリングが起こりやすいのがカップ戦であり、FA杯の面白さでもあると理解しながらも「やはり私は恥ずかしい。選手たちも同様に感じるべき」と話した。
そして「もう一度言う。恥だ」と繰り返している。
また、勝つのが当然というニュアンスの発言についてブラッドフォードのフィル・パーキンソン監督は「失礼とは思っていないよ。彼はベンチに来てみんなと握手して帰った。それは素晴らしかったよ」とリスペクトを欠いてるわけではないと擁護している。
この後チェルシーは27日に、キャピタルワン・カップの2ndレグでリバプールと対戦。そして31日にはマンチェスター・シティとの対戦を控える。
厳しい日程な上に強豪との対戦とあり、切り替えるしかない。
【了】
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