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Jリーグのクラブを支える胸スポンサー企業には、日本を代表する大企業が名を連ねている。その中で最も売上高が高いのはどの企業なのか。J1からJ3までのクラブを対象に、胸スポンサーの売上高ランキングを紹介する。意外なクラブのランクインや、スポンサーとの深い関係性にも注目だ。売上高は「マイナビ」を参照。
5位:奈良クラブ
【写真:Getty Images】
胸スポンサー:大和ハウス工業(建設業)
売上高:5兆2,029億1,900万円(2024年3月期)
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奈良クラブの胸スポンサーを務めるのは、日本有数の住宅メーカーである大和ハウス工業。2024年3月期の売上高は5兆2,029億1,900万円であり、Jリーグの胸スポンサー企業の中で5位にランクインした。
J3クラブが胸スポンサーの売上高上位に入るのは意外に思えるかもしれない。Jリーグの名門クラブの多くは、日本有数企業の社会人チームが前身だが、奈良クラブと大和ハウスの関係はそれほど長くなく、2021年から胸スポンサーを務めている。
奈良クラブは2019年、観客数の水増し問題が発覚し、多くの企業がスポンサーから撤退した。しかし、大和ハウスは「地域共創パートナー」として、単なるスポンサー以上の役割を果たしている。背景には、大和ハウス工業の創業者・石橋信夫氏が奈良県出身である縁がある。
「地域共創パートナー」という名称の通り、大和ハウスは資金提供にとどまらず、奈良県全体のスポーツ振興や地域活性化にも関与。クラブと連係し、地元経済の発展やスポーツ文化の定着に貢献している。
昨年10月の大宮アルディージャ(現・RB大宮アルディージャ)戦では、大和ハウスがマッチデーパートナーを務め、オリジナルグッズのプレゼント企画を実施した。
また、大和ハウスはB2リーグのプロバスケットボールチーム・バンビシャス奈良のスポンサーでもあり、奈良県のスポーツ振興において重要な存在だ。
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