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最高峰の舞台で戦うサッカー選手は高額な年俸を受け取っているが、必ずしも額面通りの働きをピッチ上で見せているとは限らない。今回はアーセナルの選手で、現在のサラリーに見合わない選手をピックアップして紹介する。(年俸は『capology』、リーグ戦成績は『transfermarkt』を参照)
DF:冨安健洋(日本代表)
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【写真:Getty Images】
生年月日:1998年11月5日
推定年俸:520万ポンド(約9億8800万円)
今季リーグ戦成績:1試合0ゴール0アシスト
日本代表DF冨安健洋も給料に見合うパフォーマンスを発揮することができていない選手の1人だ。
2021年にアーセナルに加入して以降の冨安は、度重なる怪我に悩まされながらもコンディションが万全の状態であればスタメンとして起用されている。ミケル・アルテタ監督からの信頼も厚く、直近の数シーズンは主に左サイドバック(SB)のレギュラー候補として評価を高めていた。
しかし、プレシーズンに負った膝の怪我に苦しんでいる今季は、公式戦の出場がプレミアリーグ第6節サウサンプトン戦の6分間のみ。今年2月には手術を決断し、2025年末までの長期離脱が確定した。
彼がチームを離れている間にアーセナルはリッカルド・カラフィオーリを補強し、アカデミーからはマイルズ・ルイス=スケリーが台頭した。仮に今後復帰をしたとしてもレギュラーに返り咲くことができるかわからない状況に立たされている。
出場時のパフォーマンスが良いとはいえ、ここまで稼働率が悪いとなると評価は難しい。推定年俸は520万ポンド(約9億8800万円)と、そこまで給料が高いわけではないが、戦力として計算できない選手に支払う額としては高すぎる。