強固な信頼で結ばれるフィリッポ・インザーギ監督と本田圭佑【写真:Getty Images】
アジアカップでまさかの敗退となった日本代表について、欧州メディアもこれまで以上に紙面を割いて報道しているようだ。
イタリアのスポーツ紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は24日、「本田KO、PKを外して家(ミラノ)へ帰る」という見出しで、ページの20%近い大きさの記事を掲載した。
記事内では日本がPK戦で敗退したアジアカップの試合内容と、イタリアでプレーする2人の日本人選手の今後について触れられている。
本田圭佑と長友佑都は、UAE戦が行われたシドニーから直接ミラノへ戻り、チームに合流することになっているそうだ。
ミランのフィリッポ・インザーギ監督は本田を常に称賛しており、現地時間今夜行われるラツィオ戦は欠場となるが、2月1日に行われるパルマ戦で起用する可能性が高いという。
また、「本田を休ませるか? ないと思う。彼はいつも休みたくないと言っている」とインザーギ監督は語り、休暇を挟まずにチームへ復帰させることを示唆した。
現在8位のミランは、本田がアジアカップのために離脱してからのリーグ戦3試合(サッスオーロ戦、トリノ戦、アタランタ戦)で1分2敗と勝ちがなく苦しんでいる。そして現地時間24日夜には5位ラツィオと対戦する。
周囲もその実力を認める“10番”は、復帰とともにチームを危機から救うことができるだろうか。
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