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マルコス・ジョレンテが弾丸ミドル

　コパ・デル・レイ（スペイン国王杯）準決勝1stレグ、バルセロナ対アトレティコ・マドリードが現地時間25日に行われ、4-4のドローに終わった。壮絶な撃ち合いとなった試合では、アトレティコで右SBとして先発したサッカースペイン代表MFマルコス・ジョレンテが弾丸シュートを決めている。

　試合は開始1分にフリアン・アルバレスのゴールでアトレティコが先制すると、続く6分にアントワーヌ・グリーズマンが追加点を奪い、バルセロナは2点を先行される展開に。それでも19分にペドリ、21分にパウ・クバルシがゴールを奪い、前半の早いうちに同点に追いつく。41分にはイニゴ・マルティネスのゴールでバルセロナが逆転する。さらに74分には、途中出場のロベルト・レヴァンドフスキが追加点。試合はこのまま行くかと思われたが、84分にジョレンテが1点差とする。

　アンヘル・コレアが左サイドからマイナスのボールを送ると、ジョレンテがペナルティエリアから右足を振り抜く。スピードに乗ったボールがゴール右に突き刺さった。

　瞬き厳禁の弾丸シュートがゴールに決まった。シュートを放った瞬間の音も大きく、コースも抜群のボールはヴォイチェフ・シュチェスニーでも止められなかった。このゴールで1点差に迫ったアトレティコは、後半アディショナルタイム（AT）3分に劇的ゴールで同点。試合はこのまま終了し、第1戦は4-4のドローに終わっている。