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「依然として重要な役割が…」遠藤航の終盤投入は効果的!?英メディアが分析「功を奏しつつある」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールの遠藤航
【写真:Getty Images】

遠藤航はリバプールの逃げ切りに欠かせない選手?

 プレミアリーグ第26節、マンチェスター・シティ対リバプールの試合が現地時間23日に行われ、リバプールが2-0の勝利をおさめた。この試合で終盤に途中出場を果たした日本代表MF遠藤航について、英メディア『リバプール・ワールド』は依然として重要な役割があるとの認識を示している。

 

 リバプールが2点リードした状況で、遠藤は74分にカーティス・ジョーンズとの交代で投入された。するとタックルやクリアで相手を自由に攻撃をさせず、守備の面でリバプールに貢献。マンCを相手に1点も許さず、リバプールは2-0の勝利をおさめている。リーグ戦ではベンチスタートが多く出場時間は少ないが、それでも今回も遠藤はリバプールのアルネ・スロット監督から名指しで高評価を受けた。

 それを踏まえ、同メディアは「昨季レギュラーとして先発した後、今季序列が下がるのは受け入れがたいことだが、スロット監督が遠藤にさらなる信頼を寄せ始めていることは明らかであり、それが功を奏しつつある。ジェイミー・キャラガー氏は最近、スロット監督が同じ選手のローテーションを好んでいることから、信頼していないように見える選手の一人として遠藤の名前を挙げた。しかし、スロット監督の最近のコメントからは、リードしているときに遠藤が試合を終わらせる上で与える影響についてスロット監督が認識していることがうかがえる」と報じ、遠藤を戦略的に終盤投入しているとの見解を示している。

 遠藤に関しては「守備を固めるために遠藤を投入したが、この日本代表選手はタックル2回、クリア1回、ドリブル2回を成功させ、貴重な勝ち点3獲得に貢献した。遠藤はウルブス戦の緊迫した状況でも投入され、反撃するアウェイチームを抑えるのに貢献した。彼が出場しなかったエバートン戦、マンチェスター・ユナイテッド戦、ニューカッスル戦など引き分けた試合と比較すると、その違いは顕著である」とし、「堅実な守備の交代要員として出場し、試合を終わらせ、タイトル獲得に向けて重要なポイントを獲得してくれる遠藤を、スロット監督が信頼し始めているようだ」と分析。

 総括として「スターティングメンバーの筆頭だった状況から、時にはベンチ入りすらできない状況に陥るのは気が滅入るかもしれないが、遠藤には依然として重要な役割がある。リバプールが今シーズンのプレミアリーグで優勝すれば、遠藤はレギュラーとしてプレーしていない状況でも、重要なブロックとして守備面での貢献は他の選手と同じくらい重要であり、栄冠を勝ち取ることができる選手に値する」との評価を下している。

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【了】

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