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【結果速報】サッカーU-20日本代表、激闘の末にベスト4へ!強豪イランを破りU-20W杯出場決定

text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカーU20日本代表
【写真:Getty Images】

U-20日本代表が死闘を制す!

【U-20日本代表 1-1(PK4:3) U-20イラン代表 AFC U20アジアカップ中国2025】
 サッカーU-20日本代表は23日、AFC U20アジアカップ中国2025・準々決勝でU-20イラン代表と対戦した。日本はこの一戦に1-1(PK:4-3)で勝利し、ベスト4に進出した。

 

 この試合に勝利すると、日本は今秋開催予定のFIFA U-20ワールドカップへの出場権を獲得する。良いイメージでゲームに入りたかったが、序盤はイランのフィジカルに苦労するシーンが目立つ。5分にレザ・ガンディプールの得点で先制されると、その直後も日本が後手を踏む場面が散見された。

 しかし20分を回る頃には日本に良いリズムが生まれ、イランのゴール前に迫るチャンスを何度も作る。すると30分、小倉幸成がバイタルエリア手前でボールを受けると、遠い位置から強烈な一撃を放つ。これがゴール左隅に突き刺さり、日本の同点ゴールが生まれた。

 後半も日本はボールを上手く運び、概ねゲームの主導権を握る。ポゼッションとセットプレーの両方で優位に立ち、井上愛簾らがフィニッシュまで持ち込む場面が見られた。

 守備時にも安定感があり、市原吏音と喜多壱也の2枚のCBを中心に落ち着いた対応を示す。相手が大きく蹴り込んできても、数的優位で処理し、強度の高い競り合いを難なくかわした。80分を回るまでに日本のシュートは15本、対して被シュートは6本に抑えている。

 後半アディショナルタイムまで日本が再三にわたって攻め込むシーンを作ったが、90分では決着が付かず。勝負の行方は延長戦に委ねられた。

 以降も日本に決定機が生まれ続け、途中出場の道脇豊や高岡伶颯がスコアラーになりそうな場面が複数回あった。誰かが枠内に押し込めば勝ち越し、という寸前のところでイランの守備陣が立ちはだかる。

 その後も試合を決するゴールは生まれず、延長前後半を終えても勝負はつかなかった。120分の激闘はPKにもつれ込む。相手のファーストキッカーが外すと、後攻で挑む日本は1人が外したほか4人が決め切る。死闘の末にベスト4を確定させ、U-20W杯への切符も獲得した。

【得点者】
5分 レザ・ガンディプール 0-1(イラン)
30分 小倉幸成 1-1(日本)
PK:日本 4-3 イラン

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【了】

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