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「エンドウを信頼していない」リバプールのレジェンドがMF遠藤航に対する指揮官の扱いを指摘「他に選択肢がない限り…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールの遠藤航

【写真:Getty Images】

遠藤の待遇?

 現役時代にリバプールで活躍していたジェイミー・ギャラガー氏は、チームを率いるアルネ・スロット監督のサッカー日本代表MF遠藤航やハーヴェイ・エリオットなどの選手に対する扱いについて指摘していた。英メディア『テレグラフ』が、現地時間21日に報じている。

 

 プレミアリーグ26試合を消化した段階で、18勝7分1敗勝点61と首位を走っているリバプール。2位アーセナルとは8ポイント差をつけている。現地時間23日に行われるマンチェスター・シティとの試合に勝利すれば、さらに差を付けられる状況であり、リーグ優勝に向けて着実に前進している状況だ。

 もっとも、今季フル稼働してきたMFライアン・グラフェンベルフら主力選手は疲労の色が濃く、直近では苦しむゲームも増えている。直近のプレミア3試合は1勝2分け、FAカップは4回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のプリマス・アーガイル相手に控え選手を中心に起用したということもあるがまさかの敗北となってしまった。

 キャラガー氏は、「今週末、リバプールがシティ相手に得点できないとは考えにくい」と前置きした上で、直近の試合でチームが苦しんでいる理由について次のように言及している。

「現在の調子では彼らが無失点に抑えられるとも思えない。過度に批判するつもりはない。しかし、厳しいアウェイの試合でもエバートンとアストン・ビラには勝てたはずだ。彼らの失点は防げるものであり、タイトルを獲得するチームなら粘り強く勝ち抜く姿が期待される試合だった。リバプールとアーセナルは、まだ発展途上のチームのようだ。多くのチームは移行期にあって完成形は程遠いが、それでも発展が進んでいるクラブがチャンピオンになるチャンスを掴んでいる」

 また、「奇妙に聞こえるかもしれないが、リバプールがリーグ優勝したとしても、今夏に多額の投資をしなかったら驚きだ」と来夏での補強の必要性を強調し、「スロットは14人または15人の中から同じメンバーをスタメン起用する傾向がある。ハーヴェイ・エリオットや遠藤航などのオプションは、他に選択肢がない限り信頼していないようだ」と、言葉を続けている。

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【了】

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