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「大きく変わったところは…」なでしこジャパン、長野風花が見せた変化。 「とにかく真ん中に」新監督が求める役割とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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長野風花
【写真:Getty Images】

長野風花が見せた変化

 シービリーブスカップ第1戦、なでしこジャパン(日本女子代表)対オーストラリア女子代表戦が現地時間20日に行われた。なでしこジャパンは4-0で勝利を収めた。ニルス・ニールセン新監督初陣で圧勝となった試合で、なでしこジャパンMF長野風花が求められていることとは。

 

 長野はなでしこジャパンでは、これまで長谷川唯とのダブルボランチの一角としてプレーし、リバプールでも中盤の底で起用されている。今回の試合ではインサイドハーフでプレーしたが、「まずは守備の面で、今までと私自身大きく変わったことはインサイドハーフで私が1個前に出て、(田中)美南さんと2トップみたいな形になって守備をするというところで、本当に初めて2トップの追い方というのをやったので、それがすごく新鮮でそこが大きな違い」と役割の違いについて話した。

 また、今回の試合では田中の先制点をアシストした形になり、攻撃面でも積極的に前線へ飛び出していた。長野はオフェンス面について「攻撃の面では中盤3人(長谷川唯、熊谷紗希、長野)がうまく関わりながら、とにかく真ん中に入れてほしいという監督のオーダーがあるので、3人がいい関係をつくりながら、一応形はあるんですけど、それにとらわれすぎず、3人がお互いを見てプレーをして、とにかくボールを前に運んでいくっていうのが私の攻撃の役割です」と話している。

 また、次の対戦相手であるコロンビア女子代表について「コロンビアはやっぱり強烈な個であったりとか、すごくアグレッシブに前に前に来るチームだと思うので、私たちが相手のポジションを見ながら、空いてるスペースを見つけられれば必ずチャンスは来ると思うので、そういうところも見逃さないようにしたいです」と対策についても語った。

 ニールセン新監督には「私たちの良さであるディフェンスだったり、1人1人がチームに貢献できるっていう姿勢っていうのを評価をしてもらっている」と言い、「そのベースを継続しつつ、攻撃の部分でもっと自分たちが主導権を握ってとっていうことはよく監督もおっしゃっているので、そこを強調している」と明かした。

 コロンビア代表との一戦でも長野は攻守で良さを見せ、勝利に貢献できるだろうか。

(取材・構成:折原亘)

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