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【写真:Getty Images】
冨安の今後について
アーセナルに所属する26歳の日本代表DF冨安健洋が、長期にわたる怪我の問題を解決するために2度目の膝の手術を実施した。そのため、長期離脱を余儀なくされることになり、冨安は今季の残り試合に出場できない見通しとなっている。英メディア『Just Arsenal』は現地時間20日に、冨安の今後について言及していた。
昨季は終盤から主力として活躍していた冨安だが、アジアカップを前にふくらはぎを負傷。復帰後は日本代表としてアジアカップでプレーしたが、再び右膝の怪我が再発し離脱している。
しかし、今季開幕前に膝を痛めてプレシーズンマッチを欠場。その後は長期離脱を経て、昨年10月4日に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦で途中出場から復帰していた。もっとも、この試合で膝の怪我が再発したことにより再び離脱となっている。
同メディアは、「アーセナルのファンは、怪我をしやすい冨安は退団の時期がきたと考えているようだ」と述べたうえで、日本代表DFについて次のように論じていた。
「冨安は、再び手術を受けたため、今シーズンの残り試合を欠場する見込みだ。今回の負傷により、今季アーセナルでのプレー時間はわずか6分となり、選手にとってもクラブにとっても大きな失望となっている。彼は、ミケル・アルテタ監督のチームの重要なメンバーであり、アルテタ監督は彼が出場できるときは常に頼りにしている。冨安は常に献身的なプロフェッショナルであり、必要なときはいつでもチームを助けることをいとわなかったが、怪我がアーセナルでの時間を著しく妨げてきた。今シーズンは特に厳しいものだった。アーセナルは彼を起用する機会がほとんどなかったからだ」
そして、「クラブは彼をサポートし続けており、彼が最近の手術から回復すればもっと強くなって戻ってくるだろうと信じている。しかし、ファンの間ではフラストレーションが高まっており、一部のサポーターは彼の度重なる怪我に我慢できない状況だ」と、長く続く負傷離脱に対して不満を溜めているサポーターが増え始めていると指摘していた。
また、「冨安がチームで安定した役割を果たせるほど、健康になることはないと感じている人もいる。その結果、クラブは彼を手放すべきだと考えているようだ」と、放出論が高まっていること、怪我の問題が続くのであれば、移籍が最終的には選手とクラブ双方にとって最善の解決策になるかもしれないと言葉を続けていた。
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