Jリーグ 最新ニュース
1993年に開幕したJリーグでは、これまで数多くの外国人選手がプレーしてきた。そこには「助っ人」と呼ぶにふさわしい活躍をした選手が多くいる一方で、全く活躍できなかった選手もいる。今回は、助っ人としてJリーグのクラブに加入したものの、公式戦でプレーすることなく去った歴代の外国人選手を紹介する。
DF:フアン・フォルリン(アルゼンチン)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年1月10日
在籍時期:2020年
所属クラブ:ジュビロ磐田
JリーグはDAZNで全試合配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
2020シーズンをジュビロ磐田で過ごしたフアン・フォルリンは、「出場ゼロで去った歴代外国人」の中で、最も実績のある選手の一人と言える。
フォルリンは、アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズの下部組織で育ち、トップチームに昇格。2007年夏にはレアル・マドリードのセカンドチームであるレアル・マドリード・カスティージャに期限付き移籍した。
レアル・マドリードでの出場機会こそなかったものの、2009年から2013年にかけてスペインのエスパニョールでラ・リーガの舞台に立ち、2009年にはアルゼンチン代表にも招集された実力者だった。
2013年にエスパニョールを離れ、カタールのアル・ラーヤンに移籍して以降は、キャリアの転換期を迎えていたが、それでも当時J2だった磐田にとっては大物すぎる助っ人と期待された。
しかし、コロナ禍で6月末にようやく第2節が行われた2020シーズンのJリーグにおいて、第4節以降はベンチ外が続いた。詳しい理由はなかなか明らかにならなかったが、7月末の練習でふくはぎを痛めたことが8月末にクラブから発表された。
磐田はフォルリンの離脱を受け、横浜F・マリノスから獲得した山本義道がフィット。フォルリンはケガから復帰後も出場機会は訪れず、1年で退団した。
コロナ禍という特殊なシーズンだったことに加え、ケガというアクシデントもあったとはいえ、フォルリンのプレーをピッチで見ることができなかったのは、クラブにとってもファンにとっても惜しまれる形での退団となった。
【関連記事】覚えている? Jリーグ、まさかの出場0で去った外国人(1)
覚えている? Jリーグ、まさかの出場0で去った外国人(2)
覚えている? Jリーグ、まさかの出場0で去った外国人 全紹介 【了】