イラン紙ではこの対戦について、イラクのことを油断せず、警戒して臨むべきだとしている【写真:Getty Images】
イランはグループCを首位で突破し、”ペルシアン・ライオン”は金曜日(23日)にグループD2位通過のイラクと対戦する。過去に両国の間では激しい戦争が行われていたが、今回は当時とは違い、ピッチの上で、フットボールで、アジアカップの準決勝進出を懸けて戦う。
イラン紙『Abrarvarzeshi』ではこの対戦について、イランはイラクのことを油断せず、警戒して臨むべきだとしている。アジアカップ直前の1月の親善試合ではイランが1-0でイラクを下している。そして前回のアジアカップ2011でもグループリーグで対戦し、この時もイランが2-1で勝利している。
同紙の記者はイラク代表の実力は、2007年にアジアカップを制してから時間が経ったとはいえ、今でも危険なチームだと指摘している。
イランはというと39年間アジアのタイトルから遠ざかっている。熱望するトロフィー獲得に向け、イラクを倒し、韓国が待ち受ける準決勝を目指す。
また同じくイラン紙『90』では、カルロス・ケイロス監督の記者会見のコメントを報じている。まず、冒頭で「アジアのトップ8に残ることが出来て光栄」と話し始めたケイロス監督。
イラク戦に向けては「今朝のトレーニングで、選手たちには“この試合の勝者は全てを得ることができるが、敗者はすべてを失う”、そう強調した。この試合は慎重に臨む必要がある。感情を抑えて戦うことさえできれば、我々は結果を残せるだろう」と意気込みを語った。
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