FW岡崎慎司【写真:Getty Images】
アジア杯を戦う日本代表は22日、準々決勝UAE戦に向けた前日練習を行った。
今大会、自身が熱望したセンターFWとして起用されているFW岡崎慎司は、ここまで1得点。グループD最終節のヨルダン戦前には積極的にシュートを放つ意志を示していた中で、FW本田圭佑の先制点を誘発するシュートを放つなど、その姿勢を見せた。
それだけに、23日のUAE戦からスタートする決勝トーナメントに向けても「続けるだけ。個人的にもゴールを取ることが求められると思うし、そういうポジションで今はやっている」と、責任感を口にした。
加えて「起点になったり、嫌な選手になれている自信はあるけど、最後のところでやっぱりこいつ点取るなって役目は自分でありたいなと思う。その部分を極めたいというか、次は突き詰めたい」と、さらなる活躍へ意欲を語った。
一方で、UAE戦からスタートする一発勝負の決勝トーナメントでは、守備の安定が不可欠となるため、「しっかりまずは失点をしないことをテーマにしているところはすごくできている。そこが次の試合でも大事かなと思う」と語った。
岡崎の言葉通り、チームは今大会ここまで3試合で失点ゼロ。アギーレ監督が就任当初から口にしていた「守備の強さ」を発揮できている要因は「相手にやれると思わせないように厳しく最初からハードにやろうというテーマもある。それが利いているかもしれない」と積極的な姿勢で試合に臨めていることを挙げた。
そして、対戦相手となるUAEの印象については「いいサッカーしているっていうのはもちろんある」としながらも、「そんなに対戦相手を意識することはない」と、あくまでも自分たちのプレーに集中していることを強調した。
【了】
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