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【写真：Getty Images】

前田大然の好調に反応

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメントプレーオフ（PO）1stレグ、セルティック対バイエルン・ミュンヘンが現地時間12日に行われた。試合はバイエルンが2-1で勝利している。この試合でフル出場を果たしたセルティックFW前田大然の好調ぶりについて、現地メディア『DailyRecord』が注目していた。

　強豪バイエルンとの試合に出場した前田。2点ビハインドの状況から、79分にコーナーキックから混戦の中でヘディングでゴールを決めている。もっとも、その後1点が遠く試合は1-2でセルティックが破れてしまっていた。

　この試合でゴールを決めた前田は、スコットランドのリーグ戦やカップ戦を含めると4戦7ゴール2アシストと絶好調。1試合あたり2得点以上に関わる好調ぶりを見せている。元スコットランド代表で現役時代にはレンジャーズで活躍したバリー・ファーガソン氏は、前田について次のように語っていた。

「（他の）チームが前田に注目していないのであれば、私は本当にショックを受ける。彼が27歳だと聞いて驚いた。私は古橋と同じ30歳だと思っていた。つまり、彼はまさに全盛期を迎えているのだ。ここ3、4ヶ月の前田のレベルの急上昇ぶりは信じられないほどだ。彼の走力、プレスや試合の泥臭い側面での働きぶりはみんな知っていた。実際、彼のファイナルサードでのクオリティは2、3レベル上がったと思う」

　これまでは、特に前線からの守備といった献身性という面で高く評価されたことを述べつつ、さらにゴールという数字を残す面に関して明らかに成長しているとファーガソン氏は高く評価していた。そのため、来夏の移籍市場において他のリーグのクラブが獲得に動く可能性もあると同メディアは指摘している。