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ペドロが左足で2ゴール

　セリエA第24節、ラツィオとモンツァの一戦がスタディオ・オリンピコで現地時間9日に行われた。試合はホームのラツィオが5-1で大勝を収めた。この試合でラツィオの37歳の元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲスが、2ゴールを記録。今季の公式戦での得点数を「9」に伸ばしている。

　ペドロは1点リードで迎えた35分にブライエ・ディアに代わり、ピッチに入る。そして迎えた57分、バレンティン・カステジャーノスのスルーパスに抜け出したペドロは、GKとの一対一になると、左足ダイレクトで落ち着いてゴールに流し込み、追加点をマーク。

　さらに、3点にリードを広げた77分には、この日2ゴール目を記録する。左サイドからの崩しから、ポケットに侵入したタイアニ・ノスリンの折り返しに反応したペドロは、またしても左足で正確にゴール右隅に流し込み、チームの4点目を記録した。

　このゴールでペドロはリーグ戦では5ゴール目。UEFAヨーロッパリーグ（EL）の4ゴールと合わせて、今季公式戦9ゴール目となった。

　ベテランの2ゴールで4点にリードを広げたラツィオは、86分にPKで失点を喫したものの、88分にはフィサヨ・デーレバシルがネットを揺らし、5-1の大勝。ラツィオはUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）出場圏内の4位に浮上した。

　自身が育ったバルセロナでありとあらゆるタイトルを獲得してきたペドロ。ラツィオでのタイトル獲得を願っている37歳のアタッカーは、残りのシーズンでどんな活躍を見せてくれるのだろうか。