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「昨年末よりも弱体化」元ベルギー代表FWが降格PO圏内に低迷するSTVVに言及。「1部ではやっていけない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

STVVは降格プレーオフ圏内の14位

 現役時代はKRCヘンクやRSCアンデルレヒトでプレーした元ベルギー代表FWのトーマス・シャテル氏が、降格争いに巻き込まれている日本人選手7人が所属するシント=トロイデンVV(STVV)について持論を展開した。ベルギーメディア『Voetbal belgie』が、現地時間9日に報じている。

 

 25試合を終え、5勝8分12敗の勝ち点「23」に留まっているSTVV。降格プレーオフ圏内の14位に沈んでおり、プレーオフ2に進むことができる12位とは6ポイント差と厳しい状況だ。今冬の移籍市場では積極的に動いたものの、年明け以降は1勝1分3敗と状況は改善していない。浮上のきっかけが掴めないSTVVの状況にトーマス・シャテル氏が言及した。

 現在43歳のシャテル氏は、「冬の移籍で選手個人としては強化されたが、チーム全体としては昨年末よりも弱体化していると思う」と述べた上で、「(新加入のディディエ・)ランケル・ゼは先発でほとんど貢献しておらず、(アドリアーノ・)ベルタッチーニも今はあまり目立っていない」と自身の考えを語った。

 さらに、直近8日に行われ、1-2で敗北を喫したVデンデルEH戦については「あの2失点目の守備の脆さ。申し訳ないが、こんなことでは1部ではやっていけない」と守備面での弱さを指摘している。リーグ戦は残り5試合となったが、STVVはここから巻き返しを図れるか注目だ。

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