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鈴木彩艶、現地メディアから厳しい評価

　イタリア・セリエA第24節、カリアリ対パルマが現地時間9日に行われた。試合はホームのカリアリが2-1の勝利を収めている。この試合にスタメン出場を果たしたパルマのサッカー日本代表GK鈴木彩艶は、現地メディア『スポーツ・パルマ』から厳しい評価を受けた。

　前半をスコアレスで折り返すと、均衡が破れたのは57分。左サイドからクロスボールが上がると、ニアサイドでミシェル・アドポがヘディングシュートを放つ。このボールがパルマDFアレッサンドロ・ヴォリャッコに当たってしまい、不運な形で失点してしまった。

　続く70分、フロリネル・コマンがペナルティエリア手前のやや左寄りの位置からミドルシュートを放つと、ボールはゴール左へ突き刺さった。コースも良く、この強烈なシュートには鈴木もお手上げだ。その後、パルマは78分にジョヴァンニ・レオーニのゴールで1点差に迫るも1-2で敗北を喫し、3連敗で降格圏を抜け出せず、現在18位となっている。

　同メディアは鈴木に「5」をつけ、「22分にマッティア・フェリシのシュートを防いだが、次の対応で空振りし、ポストに救われた。そこから動揺し、以降のプレーでは毎回の対応でカリアリに決定機を与える大きなミスを犯した。後半に許した2失点については無力（かつ責任なし）だったが、デビュー戦のコマンに決められた強烈なシュートはニアポストを破られた。困惑した様子だった」と厳しい評価となっている。