本田圭佑【写真:Getty Images】
【日本2-0ヨルダン アジア杯グループD最終節】
日本代表は20日、アジア杯グループステージ最終節でヨルダンと対戦して2-0と勝利。3試合全勝でグループ1位での決勝トーナメント進出を決めた。
ここまでグループステージ2試合連続で得点を挙げていたFW本田圭佑は、24分にFW岡崎慎司のシュートがGKに弾かれ、こぼれ球となったところを詰めて先制点をゲット。
この得点は、について本田は、「あのシーンに限ってはいい形で反応出来た」と一定の手応えを示しながらも、「反応しないといけないシーンは他にもあった。何気なく反応していない場面でも反応していればチャンスになっていたと心に残っている」と、より多くのチャンスを作れていたはずだったことを悔やんだ。
それだけに、「ミランでも代表でもああいった得点が増えれば相手にも怖い存在と思われる。続けることが自分の課題。ビッグチャンスを増やしていけるように良い動き出しを続けていきたい」と、さらなる成長を誓った。
また、82分にはMF香川真司がアギーレ体制初ゴールを決めた。その背番号10のゴールについて、本田は「本人も喜んでいた。真司は点を取れる選手。ゲームメイクするだけではなく、決定力を見せてくれるのはチームにとって心強い」と喜んだ。
それでも、チームの出来に関しては「個人的には、もう少しオプションを持つべきだと思っている」とし、「ここからはノックアウト。先制点を取られたら2点を取らないといけない」と危機感を口にした。
そして、「どう2点を取るのか、同じ攻撃が出来ないならどう攻撃するのかという所までオプションを持っておきたい」とした上で、「今の経験値ならオプションを持っている選手は僕だけじゃない。試合中のちょっとの会話で解決策を見出すことがアジアでは出来るような気がしている」とチームへの期待感を示した。
次戦は、23日(金)に行われるUAEとの準々決勝。チームにも個人にも高い意識で成長を求める本田を中心に、日本は連覇へ突き進む。
【了】
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