練習を放棄したとされるサンプドリアFWステファーノ・オカカ・チュカ【写真:Getty Images】
サンプドリアのイタリア代表FWステファーノ・オカカ・チュカが19日午前の練習を放棄して、自宅に戻っていたことがわかった。20日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
オカカは18日のパルマ戦後、シニシャ・ミハイロビッチ監督がオカカでなくアルゼンチン人FWゴンサロ・ベルヘッシオを先発起用した理由を「(ベルヘッシオの方が)プロ意識が高く、ハードなトレーニングを積んでいる」と話したことに腹を立てた様子。
19日はジムで別の練習をしていたが、チームの許しを得ずに引き上げてしまったという。オカカは以前から同監督の起用方法に不満を感じていたようだ。
サンプドリアはオフィシャルサイトで「オカカは監督に対する態度が評価されないものとして、別メニューをこなしていた。規律の面で彼の振る舞いを検討したい」と発表したため、オカカには何らかのペナテルティが科せられることになりそうだ。
オカカは自身のツイッターで「真実はいずれ明らかになるだろう」とつぶやいている。また、同選手にはミランなどのクラブが獲得に乗り出すのではという噂もあり、去就が注目されている。
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