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史上最強の選手は誰!? 日本人DFの最高市場価値ランキング2位。もうすぐ50億! 紛れもない日本トップの鉄壁男

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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 サッカー選手のバリューを表す指標のひとつである「市場価値」は、時代によって大きく変動する。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出した金額をもとに、日本人選手の歴代最高市場価値ランキングを紹介する。今回はDF編。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。市場価値は1月27日時点

2位:伊藤洋輝

伊藤洋輝
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年5月12日
最高市場価値:3000万ユーロ(約48億円)
更新日:2024年5月29日(当時25歳)

 歴代日本人DFの最高市場価値ランキングで2位にランクインしたのは、超名門クラブのバイエルン・ミュンヘンの一員となった伊藤洋輝だ。2024年7月の加入以降、負傷によりデビューの機会がいまだ訪れていないものの、市場価値は驚きの高値を付けている。

 シュトゥットガルトの主力センターバック(CB)として名を挙げた伊藤に目をつけたのは、ドイツのみならず世界的な名門クラブとして知られるバイエルンだった。188cmの長身で希少性の高い左利き、かつ4バックにも3バックにも問題なく対応できる戦術的柔軟性を併せ持つ伊藤は、バイエルン首脳陣が考える理想のCBだったのかもしれない。

 なお、自己最高額の市場価値を記録したのはバイエルン加入の2ヶ月前。2024年5月に3000万ユーロ(約48億円)の値を付けたのだが、これはジュビロ磐田からシュトゥットガルトへ期限付き移籍した2021年7月に記録した55万ユーロ(約9000万円)から何と55倍近い額である。

 ブンデスリーガを代表するCBとしてバイエルンの一員に加わった伊藤だが、移籍直後の2024年7月に行われたプレシーズンマッチで悲劇に見舞われる。相手のタックルを受けて中足骨を骨折し、いきなりチームを離脱せざるを得なくなったのだ。今シーズン、伊藤の公式戦出場はいまだゼロ。昨年11月には再手術を受け、長期離脱が続いている。

 それでも、伊藤の市場価値は現在も3000万ユーロを維持している。試合に出場して低調なパフォーマンスを見せているのならいざ知らず、プレシーズンマッチで相手の不必要なタックルを受けて負傷離脱を強いられているため、今は「評価据え置き」の期間といったところだろうか。

 地元メディアは「イトウが2月中旬にチームへと戻ってくる可能性がある」と、“新戦力”の復帰が近いことを匂わせている(ドイツメディア『tz』より)。

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