ディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は19日、アルゼンチン『ラジオ・アメリカ1190』で最優秀監督賞を逃したことやアトレティコでの自身の去就、そしてクラブの現状について言及した。
12日にドイツ代表のレーブ監督が受賞した、2014年最優秀監督賞の最終候補として授賞式に向かったシメオネ監督は「どの監督が受賞したとしても相応しかった」と、レーブ監督と自身の他にもレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督の業績も称えた。
選手のバロンドール最終候補はクリスティアーノ・ロナウドとメッシ、そしてノイアーによって構成されていたが、この3人の他に気に入っている選手について聞かれた際、シメオネ監督は「ロッベンのプレーには驚かされる」と、自身の好みを明かした。
シメオネ監督の就任までパッとしなかったアトレティコ。同監督は自身のフィロソフィーについて「選手にはまずは勝たねばならない、疲れているかどうかはその後考えろと言う」と語った。
シメオネ監督の手によって急成長を遂げたアトレティコ。昨季は同クラブをリーガ優勝やチャンピオンズリーグ(CL)決勝まで導き、あっという間にPSGの様なビッグクラブのオファーが噂されるようになった。それでも「成長し続ける道を辿るならアトレティコを動かない。そしてクラブはこれからも成長する傾向がみられる」と、退団を否定した。
なお今冬ミランから加入したFWフェルナンド・トーレスについては、同選手にデビュー当時の様に救世主の役割は求めなかったと明かし「30歳だからと言ってプレーを忘れることは無い」と、トーレスへの信頼を強調した。
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