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Jリーグ 1日前

超レベルアップ!? Jリーグ、期限付き移籍から復帰した大注目の10人。成長度を3段階評価、2025年注目必至の新戦力

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田Jリーグの2025シーズン開幕が間近に迫っており、各クラブは着々と準備を進めている。今季、期限付き移籍から復帰した選手にとっては、勝負のシーズンとなることだろう。今回は、期限付き移籍から復帰した注目の10人をピックアップ。移籍先での成長度をA〜Cの3段階で評価する。※成績は『transfermarkt』を参照

DF:木村誠二(きむら・せいじ)

木村誠二

【写真:Getty Images】

2025所属クラブ:FC東京
2024期限付き移籍先:サガン鳥栖
2024リーグ戦成績:26試合1得点0アシスト
期限付き移籍先での成長度:A

 

 FC東京の下部組織で育成を受けた木村誠二は、2020シーズンにトップチームへと昇格。ただ、同シーズンはJ1リーグで3試合の出場にとどまり、プロの世界の難しさを知ることとなった。

 翌2021シーズンには当時J2所属の京都サンガF.C.へと期限付き移籍するも、ここでも出場機会を得られず(1試合出場)。夏のリーグ中断期間中に同じJ2のSC相模原へと再度期限付き移籍すると、ここでは主力センターバック(CB)としてリーグ戦17試合に出場した。

 相模原で初めてレギュラーとしてプレーする経験を得た木村だが、2022シーズンに期限付き移籍したモンテディオ山形ではまたも不遇を囲い、リーグ戦出場は6試合にとどまる。同年7月にはFC東京へ復帰するも、古巣でも主力の座を射止めることはできず(6試合出場)。2023シーズンもベンチや招集外が続き、リーグ戦出場はわずか5試合に終わってしまう。

 FC東京で結果を残せなかった木村は、2024シーズンに背水の陣でサガン鳥栖へと期限付き移籍する。リーグ戦第5節まで出場機会が訪れなかったものの、徐々にチーム内で存在感を高めていくと、夏場前にはレギュラーの座を確保。鳥栖は2012年のJ1初挑戦以来初のJ2降格となったが、木村はリーグ戦26試合でピッチに立ち、低迷するチームを最後まで支え続けた。

 2025シーズン、木村は再びFC東京へと戻ってくる。期限付き移籍から二度目の復帰を果たした23歳のCBは、多くのものが懸かったシーズンを前に“青赤の血”をたぎらせている。

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