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セルティックが指揮官の要望に応えられず…
セルティックは、サッカー日本代表FW古橋享吾をスタッド・レンヌに売却したが、新たなストライカーを獲得せずに冬の移籍市場を終えた。セルティック専門メディア『Celts Are Here』は現地時間4日、古橋の後任を補強しなかったことについて「指揮官の要望が無視された」と報じている。
4シーズン連続で2桁得点を達成したエースの古橋が去ったセルティック。純粋なセンターフォワードは、FWアダム・イダとジョニー・ケニーの2人だけとなった。ブレンダン・ロジャース監督は、古橋の退団が決定して後のセルティックTVで「彼(前田大然)は中央でプレーできるが、私はもう1人のストライカーを獲得したい」と前田が9番の位置でプレーできることを認めつつも、新たな点取り屋の獲得を望んでいることを明かしていた。しかし、セルティックは冬のマーケットでストライカーを獲得することができなかった。
同メディアは、「セルティックの移籍失敗:ロジャースの明確な計画が無視される」と題した記事を掲載。記事では「セルティックは(古橋の)代替選手の獲得に失敗し、マエダが緊急時のオプションとして残された。ロジャースはこのような状況に陥るのを避けたかった」と記した上で「指揮官は、前田をウイングで継続的に起用する意思を示したにも関わらず、センターでプレーせざるを得なくなった」と指揮官の要望通りに補強できなかったクラブに疑問を呈した。
さらに「1月の移籍市場は終了し、セルティックは現有戦力でやりくりしなければならないが、クラブがロジャースの重要な要求に応えられなかったことに間違いはない」と締めくくっている。果たして、セルティックは古橋の抜けた穴をどう埋めていくのか注目だ。
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