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伊藤敦樹が今季2ゴール目
ベルギー・プロ・リーグ第24節、KAAヘント対アンデルレヒトが3日に行われた。試合はホームのヘントが1-0の勝利を収めている。この試合では、ヘントに所属するサッカー日本代表MF伊藤敦樹が決勝ゴールを決め、日本人対決を制し、5試合ぶりの勝利に貢献した。
ヘントのDF渡辺剛と伊藤はともにフル出場。アンデルレヒトのFW後藤啓介はスタメン出場を果たすが、前半のみの出場となっている。
試合は6分、アンデルレヒトは後ろからのビルドアップでボールを運ぼうとするも、ヘントが前線へのハイプレスでボールを取りにいく。アンデルレヒトGKマッツ・ユール・キッケンボルグにボールが渡ったところで、アンドリュー・ヒュルサガーがプレスをかけると、慌てて縦パスを供給。このボールを受けようとしたレアンデル・デンドンケルに対してマークについていた伊藤がインターセプト。そのままダイレクトシュートでゴールに流し込んだ。
味方との守備の連携で奪ったゴール。キッケンボルグにボールが渡ると、伊藤はパスを予測してデンドンケルへ近づく。そして、一気にスピードを上げボールを奪った。また、伊藤はデンドンケルにパスが送られる瞬間に進路を変更し、ボールを奪取している。ヘントの公式Xは忍者の絵文字を3つ入れつつ、このシーンの動画を投稿。まさに忍者のように後ろから忍び寄り、ゴールを陥れた。伊藤はこれで今季2ゴール目となっている。
ヘントは77分に退場者を出してしまうも、伊藤のゴールを守り切って5試合ぶりの勝利を収めた。