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明治安田J1リーグの開幕まで1ヶ月を切っている。来たる2025シーズン開幕に向けて各クラブが補強を行い、リーグ全体の勢力図も変容を見せている。このオフに戦力を高めたクラブはどこなのか。今回はJ1クラブの総市場価値をランキング形式で紹介する。(『transfermarkt』参照)
10位:柏レイソル
【写真:Getty Images】
昨季リーグ戦順位:17位(勝ち点41)
クラブ市場価値:1508万ユーロ(約24億1280万円)
最も市場価値の高い選手:細谷真大(160万ユーロ/2億5600万円)
ここ2シーズンともにリーグ17位と低迷している柏レイソルだが、クラブの総市場価値はリーグ10位とまずまずの位置につけている。
リカルド・ロドリゲスに監督が代わり迎えた今オフは、チームの大黒柱であるマテウス・サヴィオが浦和レッズへと移籍。さらに、U-23日本代表としてパリ五輪に出場した関根大輝も、スタッド・ランス移籍によってチームを去り、攻守の重要な柱を失った。
一方で、アルビレックス新潟から守護神の小島亨介を獲得。日本代表経験のあるGKの存在は柏の守備をより強固なものとしていくだろう。
ほかにも、長年Jリーグで活躍してきた杉岡大輝を湘南ベルマーレから獲得するなど、守備陣を強化。さらに、小泉佳穂や手塚康平など、数々の実力者が柏に加入した。
昨季クラブ全体でリーグ戦39ゴールと、攻撃陣が振るわなかった柏。それだけに、今季の細谷真大には大きな期待が寄せられる。今オフでの移籍の噂がありながらも残留を決断した同選手は、160万ユーロ(約2億5600万円)の市場価値を叩き出している。昨季はシーズン6ゴールと不振にあえいでいたが、今季はそれを払しょくするような活躍を期待したい。