アジア杯を戦う日本代表は19日、グループステージ最終節のヨルダン戦に向けた前日練習を行った。
ヨルダンとの前回対戦となる2013年3月26日のブラジルW杯予選、日本は1-2での敗戦を喫している。それだけに、MF香川真司は「難しい相手だとは思う。簡単なゲームにはならないし、相手も必死にかかってくる」と警戒。
それでも、「あまり相手のことは考えてない。それ以上に自分たちがどうやってサッカーをするかであったり、コンディションやメンタリティ的な部分でしっかりと集中力を持って試合に臨めれば必ず勝てる相手」と必勝を誓った。
この前回対戦では敗れはしたものの、香川自身は69分に得点を挙げている。しかし、アギーレ体制ではいまだ無得点。また、ドルトムントでも前半戦を終えて1得点。最近では、度々自身のパフォーマンスに満足していないことを明かしている。
しかし、インサイドハーフで“相棒”となるMF遠藤保仁は「十分機能している」と評価。そのため、香川自身も「チャンスには絡めているのはすごく良いこと」とし、「チャンスにも絡めてなかったら、それ以上の話はできないけど、絡めている分あとはしっかりと結果を残すだけ」と吹っ切れた様子。
また、中盤の1人としても「攻撃の形や連動性はすごく高まってきている。それは自信を持ってやっていいと思う」と一定の手応えを示した。
そして、ヨルダン戦に向けては「(ゴールが)1本出ればさらに自分の状態も上がってくる。明日はまずチームが勝って、1位突破を決めるために、チャンスが訪れるところでしっかりと貢献できたら」とモチベーションを高めていた。
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