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「カマダは別だ」C・パレスMF鎌田大地、現地はユナイテッド撃破にチームを賞賛も1人だけ厳しい評価に「実力不足」

text by 編集部 photo by Getty Images

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クリスタル・パレスMF鎌田大地

【写真:Getty Images】

鎌田に厳しい評価

 イングランド・プレミアリーグ第24節、マンチェスター・ユナイテッド対クリスタル・パレスの試合が現地時間2日に行われ、パレスが2-0で勝利した。パレスに所属するサッカー日本代表MF鎌田大地は先発出場していたが、地元メディア『THE LONDON STANDARD』は厳しい評価を下している。

 

 現在12位に低迷しているものの、前節ではフラムを相手に苦しみながら勝利していたユナイテッド。UEFAヨーロッパリーグを含めると、公式戦3連勝中だった。一方のパレスは、リーグ直近5試合で4勝しておりチームとして勢いに乗った状態でユナイテッドのホームに乗り込んでいる。

 前半から両チームともに一進一退の攻防を繰り広げていたが、スコアを動かしたのはアウェイのパレスだった。64分にFWジャン・フィリップ・マテタのゴールで先制。さらに、試合終了間際の89分にもマテタが得点を記録し、2-0で名門ユナイテッドを破っている。

 同メディアは、「マテタが得点をやめない限り、パレスがプレミアリーグの順位を週ごとに上昇し続けるのを止めることはできないだろう」と述べた上で、「先週末のホーム戦でブレントフォードに敗れ、好調がストップしたとはいえ、チームがユナイテッドと対戦するにあたり、自信に満ちていたのは驚くことではない。今や容赦なく勝利の軌道に戻った」と、この試合のチームのパフォーマンスを称賛。

 もっとも、「クラブにいた選手たちは誇れるパフォーマンスを見せた。しかし、実際のところ、鎌田大地は別だ」と前置きし、「鎌田はファーストタッチの悪さとエネルギーレベルの低さで、サイドラインでフラストレーションを募らせたグラスナー監督の首を振らせた」と、鎌田のパフォーマンスには監督も納得がいっていない様子であったことを伝えていた。

 そして、「60分経過した時点で、実力不足のカマダが下げられ、エゼが投入されたのは誰も驚かなかった」と、監督が途中交代を命じたのは納得のいく采配であると強調している。

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