海外日本人選手　最新ニュース

【写真：Getty Images】

福井太智は72分までプレー

　福井太智が所属するFCアロウカは現地時間2月1日、プリメイラ・リーガ第20節で今冬に山田楓喜が加入したCDナシオナルと対戦し、2-1で勝利を収めた。この試合でスタメンで出場し、勝利に貢献した福井だったが、現地メディア『A BOLA』の評価は、どのようなものだったのか。

　直近のリーグ戦5試合を3勝2分けと好調を維持する13位のアロウカが、14位ナシオナルとのアウェイゲームに臨んだ。前節のモレイレンセ戦で約2か月ぶりの先発で初アシストを記録した福井は、この試合でもボランチでスタメン入り。山田は初のベンチ入りとなった。

　試合は、アウェイチームが5分に幸先よく先制に成功すると、26分にも追加点。前半アディショナルタイムには失点を喫したが、逃げ切りに成功。2-1で勝利し、2連勝を飾った。72分までプレーした福井は、際どいミドルシュートを放つなど、積極的にプレー。山田は77分からピッチに立ち、ポルトガルデビューを果たしている。

　同メディアは、2試合連続のスタメン入りで勝利に貢献した20歳の日本人MFに「6」をつけ、「福井は、常にエネルギーに満ち溢れたプレーを見せた」と評価している。アロウカの次節は8日、10位リオ・アベとホームで対戦する。