ハビエル・アギーレ監督【写真:Getty Images】
アジア杯を戦う日本代表は19日、グループステージ最終節のヨルダン戦に向けた前日会見を開いた。
会見には、ハビエル・アギーレ監督とGK川島永嗣が出席。指揮官は、冒頭に「明日は激しい戦いが待っている。ヨルダンはパレスチナ戦でスピード、アジリティーがあった。あまり暑くなく、いいピッチでスペクタクルのある試合がしたい」とコメント。
続いて川島は「まだお互い予選突破は決まっていない。予選突破を決めるために全力でやりたい。激しいファイトに対しても、しっかり勝利を掴みたい」と意欲を語った。
18日にはMF長谷部誠が31歳の誕生日を迎えた。その主将について指揮官は「生まれ持ったリーダー。彼の声で、彼の経験からくるものを伝え落ち着かせる」と絶賛。
川島は「チームメートにとっても偉大な主将。ピッチ外でもチームのことをよく見ている。それが彼の魅力」としつつ、「誕生日プレゼントを買おうとしたときについてきて邪魔をした。空気を読んでほしい(笑)」とプライベートでの一面を明かした。
監督からも選手からも信頼される主将の下、一体感を感じさせるチームとなっているが、パレスチナ戦後に審判の判定について「バスケットボールの試合のようだった」とコメントしたFW本田圭佑に5000ドル(約59万円)の罰金が科された。
この件について、アギーレ監督は「本田がミランでプレーしているから罰金ではなく、ルールだから」と、“見せしめ”の可能性を否定。そして、「チーム内で話したので今後このようなことは起こらない」と、大きな問題にはならないことを強調。
さらに、会見の冒頭に川島とともに自らも激しい戦いとなることを示唆したヨルダン戦に向けても「レフェリーがゲームをコントロールしている。そういったプレーがあっても我々は逃げることはないし、レフェリーを信用したい」と全力で挑む覚悟を示した。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→