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【写真：Getty Images】

古橋にチャンス？

　スコットランド・セルティックから、フランス・リーグアンのレンヌに移籍したサッカー日本代表FW古橋亨梧。しかし、古橋の加入に期待を寄せていたホルヘ・サンパオリ監督は解任。新指揮官が就任している。スコットランドメディア『CELTS ARE HERE』は、突然の指揮官解任が古橋のチャンスになりうると報じていた。

　レンヌは現地時間30日に、サンパオリ監督とは双方合意の上での契約を解除したこと、そして新指揮官には元セネガル代表DFハビブ・ベエ氏が就任すると発表した。特にサンパオリ元監督は、古橋の移籍成立前から獲得に期待を寄せるコメントを残していたこともあり、今後の起用法に大きく影響が出る可能性もある。

　同メディアは、「古橋は手続きのためフランスへ飛び、レンヌへの移籍を完了した。到着からわずか数日後、彼を獲得した立役者でもあるサンパオリは週末の試合で敗れた後に解任されている。現在チームは16位で降格プレーオフの位置にあり、クラブは今シーズンを救うために迅速に行動を起こさざるを得ない状況だ」と、古橋の移籍の経緯と機関の電撃解任について紹介した上で、セルティックで活躍したエースストライカーの今後の展望について次のように語っている。

「監督交代が彼にとって何を意味するのかはまだわからない。前監督の希望で獲得されたが、彼がいなくなった今、新監督がどのように古橋を起用するのかは不明だ。セルティック在籍期間は、ポステコグルー監督とロジャース監督のもとで安定したプレーを楽しんだが、フランスでの最初の数日間は決して順調なものではない」

　そして、「キョーゴはレンヌですぐに実力を発揮するチャンスを得た」と前置きし、「すぐにインパクトを残して新監督に自分の価値を証明したいと熱望しているだろう。印象付ける最初の機会は早ければ次のトレーニングセッションで訪れる」と、新監督のもとでクラブは新しいスタートを切ることになり、古橋にとってもチャンスになりうる状況だと伝えていた。