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【写真：Getty Images】

ディブリング争奪戦にドイツクラブも参戦！？

　サウサンプトンに所属する18歳MFタイラー・ディブリングの争奪戦が勃発している。獲得に興味を示しているのは国内のクラブだけではなく、バイエルン、ドルトムント、そしてRBライプツィヒというドイツの3大ビッグクラブも含まれるようだ。果たしてどんなキャリアの選択を下すのか、イギリスメディア『The Sun』が現地時間29日に報じた。

　今季わずか1勝しかできず、リーグ戦で最下位に沈むサウサンプトン。その希望の光となっているのがディブリングだが、皮肉にも彼が活躍を続ければ続けるほど、ビッグクラブからの引き抜きの可能性が高まっていく。同メディアは、「18歳のディブリングは今季、プレミアリーグで最も輝く若手選手の1人として頭角を現しており、今夏クラブを離れるのはほぼ確実である」と伝えている。

　さらに、「情報筋によると、ライプツィヒがディブリングを2025年夏の移籍市場の第1ターゲットに設定しているとみられる。また、バイエルンとドルトムントもこの選手の動向を追っている」と、ドイツ方面からの熱い視線を報じている。一方ナポリ移籍の可能性を残すFWアレハンドロ・ガルナチョの後釜を探すマンチェスター・ユナイテッドやトッテナムは、今冬の移籍市場での獲得を進めようとしている模様だ。

　同メディアは最後に、「サウサンプトンは残留争い中の1月の放出に乗り気ではないが、最終的な決定権は選手と代理人にある可能性があり、2月3日の移籍市場閉鎖を前に、移籍成立に向け働きかけることも可能だろう」と結んでいる。果たしてワンダーキッドはどこへ行くのだろうか。