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【写真:Getty Images】
セットプレーから華麗なゴール!
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第8節、バルセロナ対アタランタの試合が現地時間29日に行われた。試合は2–2のドローに終わっている。この試合では、バルセロナDFアラウホがセットプレーからの流れで強烈なヘディングシュートを決めて、勝ち越しゴールを奪っている。
ラ・リーガのバレンシアとの試合では7ゴールを奪う大勝を飾り、チームとして勢いに乗った状況でイタリアの強豪チームをホームに迎え撃った。一方のアタランタも、自力での決勝トーナメント進出を実現するためには勝ち点3が必須。直近のリーグ戦においては、コモ相手に逆転勝利を収めておりバルセロナと同様に良い流れで試合に臨んでいる。
両チームともに前半冒頭から積極的な前からの守備で相手の攻撃を防ごうとしており、何度かチャンスは作りながらも互角の状況で前半を終えていた。すると後半開始してすぐに、バルセロナはFWラミン・ヤマルのゴールで先制に成功。
しかし、67分、アタランタMFエデルソンが強烈なミドルシュートを決めて、バルセロナは同点に追いつかれてしまう。試合の流れを変えてしまいかねないゴールだったが、バルセロナはセットプレーからすぐに引き離すことに成功する。
72分、右コーナーキックからFWラフィーニャがファーサイドで待ち受けていたフリーのDFアラウホに対して角度・高さともに完璧なクロスを送る。それをアラウホが頭で流し込み、バルセロナが勝ち越しに成功した。
大外のアラウホを警戒するアタランタの選手を、手前でジュール・クンデがブロックしていたことで、完全にフリーの状態で流し込むことのできたゴールだった。
しかし、その後アタランタに同点弾を献上してしまったバルセロナは、2-2のドローで試合を終えている。