スロバキア1部リーグで監督に就任したトミスラフ・マリッチ氏【写真:Getty Images】
スロバキアの1部リーグFK DAC 1904 ドゥナイスカー・ストレダは17日、新監督に元浦和レッズのFWトミスラフ・マリッチ氏が監督に就任したことを発表した。
DACは現在スロバキアリーグで9位。2012年から指揮をしていたミクラス・ラドバニー監督を解任し、新監督にマリッチ氏を迎えた。
マリッチ氏は2005年に浦和に在籍。FWとしてリーグ戦13試合に出場し、8得点を挙げている。しかし、期待されていたほどの爆発的な得点力がないとして、当時の社長犬飼元昭氏の意向で半年だけの契約を言い渡された。
直後の天皇杯では、決勝までの5試合全試合で得点を記録し、浦和レッズとして初の天皇杯制覇に貢献。翌々年(当時のレギュレーションにより)のAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。
浦和を退団後は2008年までホッフェンハイムでプレー。その後は同クラブのアシスタントコーチを2010年まで務めた。2013年からはDF酒井高徳のシュトゥットガルトでトーマス・シュナイダー元監督が解任するまで同様にアシスタントコーチをしている。
監督経験は今回が初めてで、その手腕はまだ未知数となっている。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→