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板倉滉の去就は?
ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)に所属するサッカー日本代表DF板倉滉が、契約延長のオファーに断りを入れたようだ。ドイツ『90min』が、『Bild』の報道を基に、現地時間28日に報じている。板倉の現行契約は、2026年6月30日までとなっている。
2022年夏にボルシアMGに加入した板倉。移籍1年目からポジションを掴み、ここまで公式戦でクラブ通算67試合に出場し、5ゴール3アシストを記録している。今季も25日に行われたブンデスリーガ第19節のボーフム戦(3-0で勝利)を感染症による体調不良で欠場した試合を除き、リーグ戦の全てにフル出場を果たしている。加入以来主軸としてプレーしてきた28歳のDFだが、今季でボルシアMGを離れる可能性が高いようだ。
同メディアは「板倉がグラードバッハのユニフォームをどれだけ長く着続けるかという疑問が生じている。彼の契約は2026年に終了するが、『Bild』によると、日本人選手は契約延長を拒否しているという。また、クラブの首脳陣は、彼をフリーで失いたくないと考えているようだ」と板倉の退団が近づいていること報じている。
さらに「『Bild』によれば、ボルシアはこの冬に日本人センターバックに適した移籍先が見つかることを期待していた。板倉はPSVアイントホーフェンへの移籍が噂され、オランダ側は昨夏に1500万ユーロ(約24億円)の移籍金を提示したという。しかし、エールディビジの首位チームは、冬には再度コンタクトを取ってこなかったようだ」とボルシアMGが今冬に板倉を売却する意思があったことを明らかにした。冬の移籍市場が閉幕する2月3日まで、まだ数日残されているが、板倉の今後の動向にも注目だ。
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