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史上最強の選手は誰!? 日本人MFの最高市場価値ランキング3位。欧州に衝撃! ドイツ名門の黄金期を支えた天才

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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 サッカー選手のバリューを表す指標のひとつである「市場価値」は、時代によって大きく変動する。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出した金額をもとに、日本人選手の歴代最高市場価値ランキングを紹介する。今回はMF編。※価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。市場価値は1月26日現在。

3位:香川真司

香川真司
【写真:Getty Images】

生年月日:1989年3月17日
最高市場価値:2200万ユーロ(約35.2億円)
更新日:2012年6月29日(当時23歳)

 日本人MFで歴代3位の市場価値を記録したのは、元サッカー日本代表の香川真司だ。

 2006年にセレッソ大阪でプロキャリアを始めた香川は、まずJ2で活躍。2008シーズンに16得点を記録すると、翌2009シーズンには27得点16アシストという驚異的な数字を残してC大阪の昇格に貢献。2010シーズン前半戦にJ1で11試合に出場し7得点を挙げ、市場価値を250万ユーロ(約4億円)に引き上げ、同年夏にドイツのボルシア・ドルトムントに加入した。

 香川が世界的な選手として広く認知されるようになったのは2011/12シーズンだ。ユルゲン・クロップ監督率いるドルトムントは、バイエルン・ミュンヘンを抑えてブンデスリーガ2連覇を達成。DFBポカール(ドイツカップ)でも優勝して2冠に輝いた。

 香川はリーグ戦31試合で13得点12アシスト、DFBポカール5試合で3得点2アシストを記録し、チームの中心選手として活躍。このシーズン終了後に市場価値が2200万ユーロ(約35.2億円)に達した。

 2012年夏にマンチェスター・ユナイテッドに加入した香川は、さらに価値を高めていくことが期待されたが、サー・アレックス・ファーガソンが勇退し、デイビッド・モイーズが監督に就任した2年目は活躍の場が限定的に。2015年には市場価値が1000万ユーロ(約16億円)まで下落した。

 その後、ドルトムントに復帰し、2015/16シーズンにはブンデスリーガで9得点9アシストを記録し、市場価値を1600万ユーロ(約25.6億円)まで回復したものの、以前ほどの輝きは見せられず、その後は市場価値が右肩下がりとなった。

 2023年にセレッソ大阪に復帰した香川は、2024シーズンのJリーグで10試合出場にとどまり、最新の市場価値は30万ユーロ(約4800万円)となっている。

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