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福井太智が2か月ぶりの先発入りでアシストを記録
福井太智が所属するアロウカは現地時間24日、プリメイラ・リーガ第19節でモレイレンセと対戦し、1-0で勝利を収めた。この試合でスタメンで出場し、決勝点をアシストした福井。約2か月ぶりの先発出場で結果を残した20歳のMFの活躍をポルトガルメディア『Record』が、27日に伝えている。
15位のアロウカが、8位モレイレンセをホームに迎えた一戦。福井は、4-2-3-1のダブルボランチの一角として9試合ぶりに先発入りを果たした。直近3試合負けなしと好調を維持するホームチームは、77分に均衡を破る。
敵陣中央でパスカットした福井が、ボックス手前までドリブルで持ち上がると、左サイドでフリーになっていたMFジェイソン・レメセイロに左足でラストパス。これをジェイソンがゴール右隅に決め、貴重な先制点を奪った。福井の今季初アシストでリードを奪ったアロウカは、このまま逃げ切りに成功。1-0で勝利を収めた。アロウカは一時は最下位に沈んでいたものの、この勝利で13位に浮上した。
同メディアは、「福井はペドロ・サントスが不在の中、結果を出した。日本人ミッドフィールダーは、アロウカで2か月ぶりに先発し、決勝点をアシストした」と見出しを打ち、福田の活躍を報じた。記事では、「インフルエンザの影響でペドロ・サントスが欠場した試合で、日本人ミッドフィールダーは前節のギマランエス戦と同様に良いパフォーマンスを見せた。この試合では、ゴールを生み出すチャンスを作っただけでなく、シュートも打ち、セカンドボールを8回も回収し、80分間でパス成功率は88%を記録した」と伝えている。
さらに、リーグ開幕10試合連続でスタメン入りしていたが、指揮官の交代により、出番が減少していた福井を「日本人選手は、チームでの重要な役割を取り戻し、再びスタメンを勝ち取る意欲を示した」と綴っている。アロウカの次節は2月1日、山田楓喜が今冬に加わったCDナシオナルと敵地で対戦する。
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