今野が負傷。グループ最終戦へ懸念材料
12日のパレスチナ戦(ニューカッスル)に続き、16日のイラク戦(ブリスベン)も本田圭佑(ミラン)のPKによる1点を守り切って連勝。
2015年アジアカップ(オーストラリア)での2連覇に一歩前進した日本。とはいえ、20日の1次リーグ最終戦・ヨルダン戦(メルボルン)の勝敗いかんでは、グループ敗退の可能性もゼロではない。
3本の決定的シュートをクロスバーやポストに当てた本田、同じく3度の決定的チャンスをモノにできなかった香川真司(ドルトムント)を筆頭に、日本代表は今度こそ決めるべきところで決めて、確実に勝ち点3を積み上げる必要がある。
その彼らがイラク戦から一夜明けた17日午前、ブリスベン郊外の練習場で回復トレーニングを消化した。現地は午前中から気温35度に達しそうな勢いで、ハビエル・アギーレ監督もトレーニング時間を1時間にとどめた。
主力組はランニングとストレッチを消化したが、岡崎慎司(マインツ)は左すねの打撲で練習には加わらなかった。サブ組の方で3人1組のシュート練習や4対4、5対5のゲームをこなしているはずだった今野泰幸(G大阪)も左もも裏の違和感を訴えてホテルで静養となった。
岡崎は「大丈夫」と軽傷を強調したが、今野の方はメルボルン到着後に病院へ行く予定で、もしかすると深刻な状態かもしれない。大一番を控えて、チームには新たな懸念材料が降りかかった。
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