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【写真：Getty Images】

フォレストがクーニャ獲得に本腰！？

　ノッティンガム・フォレストは、ウォルバーハンプトンに所属するFWマテウス・クーニャの獲得に、強い興味を示しているようだ。現在プレミアリーグで3位と大躍進を遂げるクラブは、CL出場権確保に向けさらなるスカッド強化を図る模様だが、果たして実現するのか。イギリスメディア『Sky Sports』が現地時間22日に報じた。

　今季リーグ戦21試合に出場し、10ゴール4アシストの活躍を見せるクーニャ。FW補強を試みるアーセナルからの関心もささやかれていた中、上位争いのライバルであるフォレストが、「クーニャの獲得に向けて、クラブ史上最高額のオファーを準備している」と報じられる通り、ここにきて獲得に本腰を入れ始めたようだ。なお、同メディアは、「6000万ポンド（約114億円）前後が、ウルブズにクーニャの売却を踏み切らせるのに十分な額とみられている」と伝えている。

　しかし、獲得交渉は一筋縄ではいかないかもしれない。まず、クーニャは現行契約を2年以上残している。そして現在17位に沈み残留争いに巻き込まれたクラブ状況から、可能な限り主力を手放したくない。さらに、ウルブズは昨夏の移籍市場でFWペドロ・ネトをチェルシーに、DFマックス・キルマンをウェストハムに売却したことによって、9000万ポンド（約171億円）以上の収入を得ているため、財務上選手を売却する必要性がないのだ。移籍実現にはかなりの額を提示する必要があると見込まれるなか、今季躍進を続けるフォレストは、いかなる動きを見せるのだろうか。