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日本代表 10年前

英国人記者が見たイラク戦。1-0も完成度はアップ。「“本命”に相応しいチーム」「4強は確実」

日本代表は、アジア杯グループステージ第2戦でイラク代表と対戦し、1-0で勝利を収めた。この試合について、イングランド人ライターのショーン・キャロル氏に話を聞いた。

シリーズ:英国人が見た○○戦 text by 編集部 photo by Getty Images

「日本が完全にコントロールできている」

英国人が見たイラク戦。1-0も完成度はアップ。「“本命”に相応しいチーム」「4強は確実」
アジア杯グループステージ第2戦でイラクと対戦し、1-0で勝利を収めた日本代表【写真:Getty Images】

 日本代表は16日、アジア杯グループステージ第2戦でイラクと対戦し、1-0で勝利を収めた。

 この試合について、現地オーストラリアで取材するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に話を聞いた。

――ハビエル・アギーレ監督は、パレスチナとの初戦と同様にGK川島、DF酒井高、吉田、森重、長友、MF長谷部、遠藤、香川、FW本田、岡崎、乾を起用しましたね。

「この試合に勝てば、グループ突破を75%は決めるので、ベストメンバーで戦いたかったんだと思う」

――イラクは、ヨルダンとの初戦を1-0で勝利するなど同グループで最も手強い相手とみられていますが、立ち上がりはいかがですか?

「コンパクトに守っている。日本はボールを回せているけど、イラクは『どうぞ』と言っているみたい。でも、ワイドポジッションからカウンターアタックを狙ってくるはず。セットプレーも危ない」

――15分、その言葉通り、イラクのファウル判定となったもののCKからピンチになりそうな場面もありましたね。

「今のは本当に危ない! でも、川島も良い反応だった」

――それでも23分には本田が2試合連続のPKを決めて先制しました。今日の本田はいかがですか?

「快適にプレーできているね。完全にボールをコントロールできる」

――日本は全体的にボールを持ちやすそうにプレーできていますね。

「イラクは日本にボールを持たせてカウンターを狙っているけど、そのせいでプレスが弱い。日本が完全にコントロールできている。今日の日本に1タッチサッカーは必要ない。2タッチ、3タッチも出来る」

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