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【写真：Getty Images】

福田師王のレンタルの可能性は？

　ボルシア・メンヒェングラートバッハ（ボルシアMG）のFW福田師王は、15日に行われたブンデスリーガ第17節のヴォルフスブルク戦でブンデス初ゴールを決めた。この得点を奪ったことで、当初の計画から変更される可能性があるという。ドイツメディア『Bild』が、現地時間22日に報じている。

　シーズン前半戦は出番がなかったものの、12日のブンデスリーガ第16節のバイエルン・ミュンヘン戦で出場機会を得た福田。次節のヴォルフスブルク戦では、70分から2試合連続で途中出場を果たすと、89分に待望のブンデス初ゴールをマーク。19日のバイエル・レバークーゼン戦でも終了間際にピッチに送り込まれ、直近3試合連続でピッチに立っている。

　同メディアは、そんな成長著しい20歳のストライカーの去就について、「ゴールによって、グラードバッハの福田に対するプランも変わるかもしれない」と見解を示し、「これまで福田は、イバンドロ・ボルヘス・サンチェス（20）とグラント・レオン・ラノス（21）の2人の若手プロ選手と同様に、この冬にレンタル移籍が噂されていた。しかし、福田は今、フォルス（ボルシアMGの愛称）のプロ選手たちとともに確固たる地位を築きつつある」と今季は戦力としてトップチームに留まる可能性を指摘した。

　さらに、「福田にとっては、レンタル移籍はもはや問題ではないかもしれない。なぜなら、彼はブンデスリーガのわずかなプレー時間でも、成長し続けることができるからだ」と記している。個人として大きなゴールを挙げた福田だが、今冬の去就にも注目だ。