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遠藤航はリバプールの“切り札”。一体なぜ? いつもより早くピッチに送り出された明確な理由【欧州CL分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

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 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節、リバプール対リールが現地時間21日に行われ、2-1でホームチームが勝利を収めた。遠藤航はCL第6節終了時点で、わずか2分の出場に留まっていたが、この試合では63分から出場。彼が比較的早い時間帯から出場したのには、アルネ・スロット監督に明確な意図があったからだ。(文:安洋一郎)

リバプールのCL決勝トーナメント進出が確定

リバプールMF遠藤航

【写真:Getty Images】

 今のリバプールで遠藤航ほど「縁の下の力持ち」という言葉が似合う選手はいないかもしれない。

 チームという組織で見れば、当然ながら主将のフィルジル・ファン・ダイクやエースのモハメド・サラー、昨シーズンに遠藤が主に出場していたアンカーのレギュラーに定着したライアン・フラーフェンベルフらの方が重要な選手だ。

 ただ、日本代表MFにもチームにおける明確な「役割」がある。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節リール戦は、彼の存在意義がハッキリと表れた試合だった。

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