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【写真：Getty Images】

田中碧はフル出場で勝利貢献

　サッカー日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドは現地時間19日、チャンピオンシップ第27節でシェフィールド・ウェンズデイと対戦し、3-0で勝利を収めた。イギリスメディア『FootballFanCast』は20日、この試合でフル出場を果たし、チームの3点目を記録した田中の活躍を報じている。

　リーグ戦2試合連続で引き分けに終わっていた首位リーズは、ホームに10位のシェフィールド・ウェンズデイをホームに迎えた一戦。田中はリーグ戦4試合連続でスタメンに名を連ねた。試合は、3分にマノル・ソロモンがネットを揺らし、リーズが先制に成功する。その後は互いにチャンスを作ったが、前半は1-0のまま折り返す。

　後半に入るとシェフィールド・ウェンズデイが押し込む時間が多かったものの、集中した守備を見せたリーズは、88分にラージー・ラマザニが待望の追加点を奪い、リードを2点に広げる。さらに、終了間際の後半アディショナルタイムには田中が左足ヒールで2試合連続となるゴールを決め、3-0で勝利を収めた。

　同メディアは、中盤の位置で存在感を放った田中に対し「この日、最後の得点者となったのは、常に安定したプレーを披露したMF田中だ。彼は、再び中盤で自信と安定感を見せ、咄嗟に反応したフィニッシュによって、リーズの勝利をより確実なものとした」と田中を評価した。

　さらに、「彼のおしゃれなフィニッシュは、終盤にシェフィールド・ウェンズデイにとどめを刺すには十分だった。元フォルトゥナ・デュッセルドルフのエースは、75回の正確なパスを記録し、4回のデュエルに勝利して、熱狂的なホームのファンの前で再び印象的なパフォーマンスを見せた」と記している。